第2回ビハーラ盆踊り大会

デイサービスセンタービハーラ
認知症デイサービスビハーラ
施設長 相原あや子

 連日猛暑の続く最中の8月11日、ビハーラ盆踊り大会が開催されました。藤原胃腸科デイケアから引き継いで、ビハーラでの開催は今年が2回目。昨年もご利用者様と職員、そしてお客様共々ハジけた一時でしたが、果たして今年は…。

 ご利用者の中には浴衣や甚平で来られている方もいらっしゃり、お祭りムードが盛り上がります。中でもOさんはいつも行事のある度、ネクタイをキリッと締めてこられますが、今日は絽のお着物で、さすがです。

 17時からの開催で、理事長挨拶の後、早速第一部盆踊りの始まりです。ボランティアの方々にも加わっていただき、炭坑節・野球拳踊り・おいでや小唄など櫓を真ん中にぐるりと輪になって踊ります。車椅子のKさん、Mさんも、そして普段は静かなことがお好きなAさんも。私もKさんの車椅子を押して、踊りました。にぎやかな踊りの歌を聞きつけて、お隣のグループホームルンビニーからも大勢やって来られます。

 お祭りには屋台がつきものです。今年はたこ焼き、フライドポテト、かき氷、綿菓子で、中でもたこ焼きが大人気、予約待ち状態でした。綿菓子は職員のご主人がボランティアでしてくださり、50円で大きなのを作ってくれるのでこれも人気。

 第一部盆踊りの次は、「松龍鼓」さんの太鼓演奏。10名の若者の皆さんによる勇壮な演奏に、しばし聴き入りました。

 日も影ってきました。皆さん日ごろデイサービスで鍛えた喉を披露するカラオケ大会。90歳のOさん「鳥取砂丘」を、娘さんの前でAさん「柔」を、裏声で女性の声も出せるHさんの歌う「星影のワルツ」をと、予定していた8曲が終わりましたが、飛び入りでの参加もありました。ルンビニーに入居されているOさんとMさんはお得意の「南国土佐を後にして」を浴衣姿で歌われました。昨年も歌われ、今年も職員の温かい見守りのもと、懸命に歌われる姿を見ているうちに、私の胸の内に熱いものがこみ上げてきました。認知症になって出来なくなること、判らなくなることが徐々に増えてくるけれど、OさんやMさんのように持てる力を発揮する場面を職員が作る支援をする。それを続けていくことの大切さを改めて認識しました。来年もぜひ歌ってくださいね。

 第二部盆踊りは、ボランティアの方達が中心で踊っていただき、いよいよスタッフ演芸です。曲は「お祭りマンボ」。ダンスの得意なスタッフMを中心に、1週間練習した成果はいかがだったでしょうか? 上手下手は横に置いといて、ご利用者の皆様と職員全員がぼんでん片手に踊ったマンボ。そうそうそのぼんでんは認知症デイサービスのご利用者達が作ってくださったのですよ。なんと100本も!ありがとうございました。

 大会最後は打ち上げ花火を皆さんと楽しんで、今年の盆踊り大会は幕を閉じました。帰りにお送りした車の中でのご利用者様の声です。「デイケアからデイサービスに替わる時不安があったけど、本当にここに来てよかった。いい盆踊りやった!」「来年はもう1時間長くして。おもしろかった!」 お客様からはこんな声も。「こんなに家族さんも来られるのはめずらしいね。」と驚かれていました。

 今年もハジけた一時を過ごすことができました。これもご利用者ご家族の皆様、お客様の方々、ボランティアの皆様のお陰と、ただただ感謝です。また来年も、皆様と共に楽しい夏の一夜が過ごせますことを切に願って。

 

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