ビハーラにおいでよ 【 シリーズ No.4 】

タクティールにおいでよ

作業療法士 高須賀 知恵子

 ビハーラでは月に4回「タクティールの日」をもうけております。「タクティールの日」にビハーラをご利用された方で希望される方には、タクティールをさせていただいています。「タクティール」とは、スウェーデンから伝わったタッチケアでラテン語のタクティリス(触れる)という言葉が語源となっています。マッサージや指圧のように押したりもんだりはしません。優しくなでるように包み込むように「触れて」いくケアです。タクティールを行うと不安感が減少し、痛みが和らぎリラックスできると言われています。

 私がタクティールと出会ったのは前職場ですが、ビハーラに入職後、理事長、施設長、スタッフ、そしてご利用者様のおかげでタクティールを続けてくることができました。本当に感謝しています。

 タクティールをさせていただくと、ご利用者様から様々な言葉や反応をいただきます。「気持ちよかった」「あたたかいねー」「ぐっすり眠れそう」「足がぽかぽかする」「やさしいねー」「お母さんのようやね」等々。認知症がおありで「タクティール」という言葉は忘れても、触れさせていただいていると「あーこれ気持ちよかったんよね」と思い出して下さることもあります。今までで一番驚いたのは「これ(タクティール)はすばらしい。イエスキリストは弟子の足を洗ったというが、それに似ている。ありがとう、ありがとう。」とおっしゃって涙ぐまれたことです。何度も私の手を握って「ありがとう」とおっしゃるので、私も涙ぐみながら「ありがとうございます」と御礼を言いました。

 タクティールは年齢や性別を問いません。副作用もなく安全です。タクティールをさせていただきながら私自身も癒されています。

 このように素晴らしいタクティールを「受けてみたいなー」と思われませんか?もし思われましたら、ビハーラにいらっしゃって下さい。ぜひ一度体験してみて下さい。

介護生活でのささえ

栄養士 田所 眞知子

 義父の異変を感じたのは昨年の6月頃でした。私達家族はどのように対応してよいのかわからず、まずは本人の気持ちを尊重し、訴えをそのまま受け入れていこうと決めましたがそれにも限界を感じました。そこでビハーラのスタッフに相談し、ビハーラの認知症デイサービスを利用させていただくことにしました。その後、いつも難しい顔をしていた義父の表情も次第に柔らかくなり笑顔まで見られるようになりました。

 それから3か月後、体調を崩し、以前入院していた病院へ再入院、ベッドに寝ている状態が続いたため、車いす生活を余儀なくされました。これからどのように接していけばいいのか不安いっぱいの義母に対してスタッフの方々から温かいアドバイスをいただき、大変勇気づけられました。デイサービスを利用することで義父は色々な刺激を受け充実した日々を送っていることと思います。

 介護している私達家族が心にゆとりを持ち、笑顔で生活できるのもビハーラのスタッフの皆様のおかげだと深く感謝しております。

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