「ルンビニー・アショカだより」バックナンバー >>
2004/02/27
 
痴呆患者の進化
 

 先月の「ルンビニーだより」でお話した前頭側頭型痴呆の症例について最近学術誌「Neurology」に掲載された論文について今月はご紹介したい。
  カリフォルニア大学サンフランシスコ校の神経学のB.L.ミラー教授らが専門誌(「Neurology」)に、前頭側頭葉痴呆が進行しているにも関わらず、芸術作品の発展を示したという興味ある画家の症例を発表している。以下、その概略を報告したい。

2004/01/27
 
図書紹介 『私は誰になっていくの?』
 

 先般NHKで放映された著者の講演を聴いて、大きな衝撃と感動を受け、彼女の著書が出版されたことを知って、早速一気に読み上げたのが本書である。
 まず、アルツハイマー病を正確に理解して自分に起こった事態を実に綿密に、理性的、客観的に記載し、しかもオーストラリアの自然や日常まで盛り込んだ美しい文章に接して、果たして痴呆と診断された人が書いた本なのかと疑ったほどである。

2003/12/27
 
忘年会
 

 街はもうクリスマス一色で飾られています。ルンビニーの居間にも子供の背丈ほどのクリスマスツリーに電飾がきらめいています。
  12月は忘年会のシーズンでもあります。ルンビニーでは忘年会とクリスマス会を一気にやろうと計画しました。場所は松山市の道後温泉の近くにある「かんぽの宿」。日時は12月14日12時から。

2003/11/27
 
Nさんのこと
 

 10月15日はNさんの83回目の誕生日でした。お祝いの席でNさんは次のように挨拶されました。
 「こがいなことしてもろたんは生まれて初めてです。私のために大勢の人に集まってもらってうれしいです。私も皆さんに迷惑をかけないように一生懸命やっていくので、これからもよろしくお願いします。」
 うれし涙を浮かべての言葉に、入居者の皆さんもスタッフも涙・涙・涙・・・。Nさんの口からこのような前向きな言葉を聞くことができ、スタッフ一同感慨無量です。

2003/10/27
 
かあちゃん
 

  Kさん(女性)が10月11日に亡くなられました。85歳でした。Aスタッフが後述していますように、9月初め褥瘡が治癒してスタッフ一同、「よかったねえ。」と喜び合った矢先のことでした。急に意識レベルの低下をきたしたのが9月の中旬です。ご家族のご意向は入院しての延命は望まれず、ルンビニーで看取りをしてほしいとのことでした。耳元で「かあちゃん、おはよう。」と言うと、「おはよう。」と返事のある時ない時と意識レベルは色々に変化しました。「にいちゃん、ねえちゃん、ごめんね。」といううわ言、スタッフの目から思わずあふれる涙。

2003/09/27
 
スカートの染み
 

 行きつけの美容院で、その日は毛染めをしてもらいました。美容院の後、一度家に帰る間もなくスケジュールがありましたので、午後にある会に出席するため、朝から私のちょっとお気に入りの薄いベージュ色のスカートをはいて出かけたのです。

痴呆介護実務者研修を受講して (ルンビニースタッフによるリレーエッセイ「ルンビニーがいちばん!」)
 

 平成15年度痴呆介護実務者研修が8月25日〜27日の3日間、今治総合福祉センターで行われ、ルンビニーからも私を含め3名のスタッフが参加しました。今回の研修は、他のグループホームや介護老人福祉施設等、様々な施設からも参加されており、多くの方と話をすることができました。私にとって実り多き研修となりました。

2003/08/27
夏祭り
 

  今年は例年に比べ梅雨明けが遅く、その後も天気の不安定な日が比較的多い中、私たちの楽しみにしていた夏祭りの日は、幸い雨に降られることもなく行うことができました。
 ルンビニーのみんなは、日ごろの行いのいい人ばかりなのでしょうね、きっと!!

2003/07/27
お接待
 

  先日、愛媛県東予市にお住まいの方から冊子の入った封書をいただきました。それは、今年3月26日にルンビニーに立ち寄ってくださったお遍路さんからのものでした。この方は昭和12年生まれの男性で、お一人で八十八ヶ寺を歩かれている途中、「お遍路さんへ おせったいをさせていただきます。門を開けてご自由にお入りください。」とルンビニーの表に掲げている看板が目に留まり、訪ねてくださったのです。

介護員として、家族として・・・ (ルンビニースタッフによるリレーエッセイ「ルンビニーがいちばん!」)
 

 一人暮らしをしていた祖母の様子がおかしいと叔父から連絡があったのが3年前・・・。体調不良の原因を解明するため入院の手続きを取り、祖母の元へ通う日々が始まりました。幼いころから両親が共働きでおばあちゃんっ子でもあり、介護員のキャリアもあるため、後見人である叔父より祖母の相談相手という役を任されることになりました。

2003/06/27
Kさん、お帰りなさい。
 

 昨年10月25日、「Kさんが転倒し右股関節部を痛がっている。」との報告をスタッフから受け、居室のベッドに臥床しているKさんを見た瞬間、やられた!と感じました。これは骨折しているな、と。院長の支持でI整形外科に救急車で搬送された結果、大腿骨頚部骨折と診断され入院、その日から牽引が開始されました。

2003/05/27
グループホームでの看取り ・・・スタッフの想い・・・
 

 前回は、グループホームで終末期の看取りを行う際の課題を述べさせていただきました。今回は、年齢、経験年数様々なスタッフの看取りに対する想いを記させていただきます。

頑張りまーす。 (ルンビニースタッフによるリレーエッセイ「ルンビニーがいちばん!」)
 

 ピカピカの床、木のいい香り、何もない「ルンビニー」に私が初めて入ったのは、忘れもしない一昨年の冬でした。介護福祉士の専門学校で学びはしたものの、介護経験のない私に何ができるんだろう・・・。大丈夫なんだろうか・・・。と不安がいっぱい過ぎり、眠れない日々が何日も続きました。ところがそんな不安をよそにルンビニーの中からは入居者とスタッフの笑い声が聞こえてきました。

2003/04/27
グループホームでの看取り ・・・課題・・・
 

 2月に92歳の男性Kさんが、ルンビニーで最期を迎えられました。この事は先月のホームページの「ルンビニーだより」と「ルンビニースタッフによるリレーエッセイ」に掲載しています。
 3月15日には93歳になったばかりの女性Kさんが亡くなられました。女性Kさんは男性Kさんの場合と違い、亡くなられるつい数日前まではシルバーカーを押して何事もなく過ごされていました

だいじょーびぃ。  (ルンビニースタッフによるリレーエッセイ「ルンビニーがいちばん!」)
 

「Kさん、しんどくないですか?」
「だいじょーびぃ。」と明るい声。
とても暖かい笑顔が素敵なKさん。ルンビニーが開設して間もない平成14年2月2日に入居されました。

2003/03/27
仏教的ターミナルケア −臨終行儀−
 

 グループホームの重要な課題のひとつはターミナルケアである。お年寄りは確実に衰えてくるが、その生、死の質を高め、最期まで尊厳を持った生を全うできるようなケアが求められている。グループホーム・ルンビニーでは、本人、家族が望めば、ターミナルまでケアをしていきたいと考えている。入居者たちにとってグループホームは「自分の家」だからである。

ありがとう、じっちゃん  (ルンビニースタッフによるリレーエッセイ「ルンビニーがいちばん!」)
 

平成14年4月3日、「こんにちは、よろしくお願い致します。」 スペイン製のお洒落な杖をつきながら入居された外科医のKさん。

2003/02/27
理念
 

 私は、3月15日、16日に大阪で開催された全国痴呆性高齢者グループホーム協会主催の施設長・ホーム長研修を受講しました。その時、ある講師の先生が「痴呆の方がやりたい生活はその本人でないと解らない。・・・・・」と、講義の冒頭で熱く語られたのがとても印象的でした。

おばちゃん  (ルンビニースタッフによるリレーエッセイ「ルンビニーがいちばん!」)
 

 Yさんは77歳の女性。昨年の3月24日に入居し、当初から帰りたい願望が強く、しかも夕方になるとだんだんと落ち着きがなくなり、外に出ていこうとするのです。

2003/01/27
1年が経ちました
 

 昨年2月に開設して1年が過ぎました。私にとりましてはあっという間という印象ですが、入居者の方々や他のスタッフはどのように感じているのでしょうか。

2002/12/27
初めて迎える年末年始
 

早いもので、ルンビニー家族が暮らし初めて一年が来ようとしています。初めて迎える年末年始をどう乗り越えようかと思案中です。まだ建物は新しいとは言え、日常隅々の掃除はなかなか行き届かず、大掃除らしきものもしなければなりません。

2002/11/27
グループホーム中四国実践報告大会に参加して
 

1月10日、愛媛県グループホーム連絡協議会主催で上記の会があり参加しました。県内外から300名近くの参加者があり、グループホームが急増している中、感心の高さを示しています。8事例の実践報告の後、林崎光弘先生の講演がありました。

2002/10/26
秋だ!祭りだ!運動会だ!
 

庭のキンモクセイがいい香りを漂わせ始め、ルンビニーの周囲の田も稲刈りが終わり、いよいよ秋本番です。松山は降水量が少なく、時間断水の心配も一時はありましたが、何とかそのようなこともなく夏を越し、秋を迎えることができました。

2002/09/27
お帰り
 

朝出勤すると、1階の玄関にKさんがいました。Kさんは日向ぼっこが大好きで、朝は朝日を求めて東に、夕は夕日を求めて西に、まるで遊牧民の如く移動されるのです。

2002/08/27
夜空に咲いた花火に歓声!!! / 看護学生見学実習に来る
 

松山まつりの前夜祭として、8月10日三津浜港で花火大会が開催されました。ここルンビニーは三津浜からさほど遠くなく、障害となる建物などもないため、庭から花火見物をしようということになりました。
去る4月16日、松山市内にあるM看護専門学校の学生5名と実習担当の先生が、半日の見学実習にこられました。

2002/07/31
大賀ハス開花 〜ご家族からのお便り〜
  さて、待ちに待った大賀ハスの花は6月21日に開花し、私たちの目を楽しませてくれました。2000年前の古代の人と同じ花を観賞しているなんて、なんと感動的なことでしょう。・・・・・今回は入居者のKさん(92歳 女性)のご家族からいただいたお便りを紹介させていただきます。
2002/06/28
初夏を迎えたルンビニー 〜入居者のご家族から〜
  ルンビニーは三方を農地に囲まれています。つい先日その農地に水が引かれ、田んぼに変身しました。以前農業をされていた入居者の方もおられ、なつかしそうにながめておられます。・・・・・今回入居者のご家族から次のような文章を寄せていただきましたので、紹介させていただきます。
2002/05/27
2000年のロマン −大賀ハス−
  先日、当ホームの庭に大賀ハスの種根を受けました。大賀ハスは、昭和26年、故大賀一郎博士(1883−1965)が千葉県検見川の2000年前の遺跡(泥炭層)から古代ハスの実を発見し、発芽に成功したものです。
2002/03/26
グループホーム「ルンビニー」オープン2ヶ月
  グループホーム「ルンビニー」がオープンして2ヶ月が経過しました。
入所者のみなさんはホームでの生活にだんだんと馴染み、それぞれが生活リズムを取り戻し、作り上げています。
私たちスタッフは、入所者たちと昼夜生活を共にしながら、みなさんの生活の場作り支援のための努力を重ねています。
グループホーム「ルンビニー」と仏教的癒し
  医療・福祉の場、殊に高齢者の医療・福祉では、身体的ケアと共に「心のケア」が重要です。
当グループホームでは、我国の長い歴史で常に命や死と関わってきた、仏教により心の「癒し」を導入しています。
2002/02/27
「ともに暮らそう“癒しの家”で 痴ほう症お年寄り対象 僧りょがカウンセリング 松山に来月開設」
  2002年1月29日付けの愛媛新聞で「ルンビニー」が紹介されました。
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